協会の使命・組織
目的と運営

公益財団法人日本相撲協会は、公益法人として自らの定款と諸規則により運営されています。
太古より五穀豊穣を祈り執り行われた神事(祭事)を起源とし、我が国固有の国技である相撲道の伝統
と秩序を維持し継承発展させるために、本場所及び巡業の開催、これを担う人材の育成、相撲道の指導・
普及、相撲記録の保存及び活用、国際親善を行うと共に、これらに必要な施設を維持、管理運営し、
もって相撲文化の振興と国民の心身の向上に寄与することを目的としています。
なお、協会の運営は理事会の決議により決定いたします。
協会の構成員

力士を引退して年寄名跡を襲名継承したものがその運営にあたり、各相撲部屋は力士を養成する場として、協会に登録された力士を指導養成します。また、入門する力士志望者、および一般の希望者を指導しています。
勝負を裁く行司、土俵の構築や力士の呼び出しや競技の進行をつとめる呼出、力士の髪を結う床山、および若者頭、世話人も協会に所属しています。運営の一部は一般職員がその業務を行ないます。
本場所の挙行

日本相撲協会は現在、1年間に6回の本場所(一月場所、三月場所、五月場所、七月場所、九月場所、十一月場所)を挙行しており、力士の成績によって、その昇降を番附として発表しております。
番附編成会議は、本場所終了後3日以内に開催し、横綱・大関・十両昇進力士は直ちに発表しております。他は次回の本場所前に定められる新番附発表日に発表します。